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端座

たんざ
名詞動詞-サ変動詞-自動詞
1
標準
sitting upright (properly)
文例 · 用例
私は、いま、机の前に端座して、謂わば、こわい顔して、この一文をしたためている。
太宰治 創作余談 青空文庫
机の前に端座して生徒の清書を点検したり、作文を観たり、出席簿を調べたり、倦ぶれた時はごろりとそこに寝ころんで天井をながめたりしている。
国木田独歩 郊外 青空文庫
起きているどころか、炉に炭をつぎ入れ、新しい水の釜をかけて、湯の沸く暇を、炉の前に端座して心を練っておりました。
岡本かの子 仏教人生読本 青空文庫
」 と若山は花屋の奥に端近く端座して、憂苦に窶れ、愁然として肩身が狭い。
泉鏡花 黒百合 青空文庫
ごはんを食べてしまって部屋に一人で端座していると、さむらいは睡魔に襲われるところとなった。
太宰治 佐渡 青空文庫
その時、老師は、梅雨の晴れ上つた午後の日ざしがあかるくさした障子をうしろに端座してゐた。
岡本かの子 老主の一時期 青空文庫
あんまり緊張して、ついには机のまえに端座したまま、そのまま、沈黙は金、という格言を底知れず肯定している、そんなあわれな作家さえ出て来ぬともかぎらない。
太宰治 一歩前進二歩退却 青空文庫
定基は寂心の前に端座して吾が淵底を尽して寂心の明鑑を仰いだのである。
幸田露伴 連環記 青空文庫
作例 · 標準
法事の席だったので、慣れない畳の上で背筋を伸ばして端座し続けた。
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師匠の前に出ると自然と背筋が伸び、無意識のうちに端座して挨拶をしていた。
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彼は道場の隅で一人、静かに端座して精神を統一させているようだ。
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