単座
たんざ
名詞名詞-の形容詞
標準
single-seater
文例 · 用例
土地土地、国々の風俗習慣によって、同じたなばた祭りもその祭り方に多少の相違があるようですが、この当時、すなわち徳川お三代ごろの江戸上流階級において、すこぶる盛んに用いられた方法は、王朝ながらの優雅をそのまま伝えたたんざく流し――俗にたなばた流しと称する催しでした。
— へび使い小町 『右門捕物帖』 青空文庫
文字からしてたんざく流しというくらいですから、むろん、たんざくを流すのが遊びの眼目ですが、しかしその流すたんざくなるものが尋常普通の品ではないので、仙骨を帯びだしたご老体は風流韻事の感懐を託したみそひと文字、血のけの多いあで人たちはいわずと知れた恋歌。
— へび使い小町 『右門捕物帖』 青空文庫
ことに、七日の宵がまたうってつけのたなばた晴れで、加うるに式部小町とあだ名をされた上野山下の国学者|神宮清臣先生の愛女琴女が、その夜のたんざく流しに三国一の花婿選みをするという評判でしたから、物見高いはいつの世も同じ江戸っ子のつねです。
— へび使い小町 『右門捕物帖』 青空文庫
と見て、佳人琴女が、恥じらい恥じらい紅筆を取りあげた様子でしたが、やがてさらさらと書き流したは一枚のたんざく――「おッ。
— へび使い小町 『右門捕物帖』 青空文庫
たんざくを書き終えて流すまではなんらの異状も見せなかったのに、そもいったいどうしたというのでありましたろうぞ!
— へび使い小町 『右門捕物帖』 青空文庫
聞きゃ、あの小町美人、たんざく流しで婿選みするっていうんでしょう。
— へび使い小町 『右門捕物帖』 青空文庫
雪とも思われる白い膚へさながら張りつけたようなたんざく型の朱をさして、まぶしいほどにも澄み渡ったその朱いろの中から、喜七いのち、という五文字が地膚そのままにくっきりと白く浮きあがっているのです。
— 朱彫りの花嫁 『右門捕物帖』 青空文庫
そして新しくこの田舎に越して来た一人の歌よみに面会をもとめて、女性に敬意を表するため古風なたんざくを出したものと思はれる。
— 片山廣子 『たんざくの客』 青空文庫
作例 · 標準
この戦闘機は単座モデルなので、パイロット一人が全ての操作をこなさなければならない。
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フォーミュラカーは究極の走りを追求するため、徹底的に軽量化された単座構造になっている。
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航空ショーで、見事なアクロバット飛行を披露した単座のプロペラ機に目を奪われた。
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標準
sitting alone
作例 · 標準
賑やかな宴会を避けて、彼は部屋の片隅で静かに単座して酒を味わっていた。
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誰にも邪魔されず、月明かりの下で単座していると、不思議と心が落ち着いてくる。
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瞑想のために山奥の庵を訪れ、数日間は単座して己の内面と向き合うことにした。
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