事務
じむ
名詞頻度ランク #1017 · 青空 1357 例
標準
office work
文例 · 用例
文部省の、その衝に当つた役人は、事務よりも先づ主観を述べられた。
— 中原中也 『我邦感傷主義寸感』 青空文庫
後に買った大久保の家に、書斎を新しく建て増しする時、一切の設計や事務を妻に一任して、自分は全く無頓着で居たが、それでも妻が時々相談を持ちかけると、『もう、あの家よろしいの時、あなた言いましょう。
— 室生犀星と佐藤春夫の二詩友を偲びつつ 『小泉八雲の家庭生活』 青空文庫
學校の廊下には、べたべた推薦のビラが張られて、選擧事務所なども、ものものしく、或るものは校門の下に立つて、登校の生徒ひとりひとりに名刺を手交し、よろしくたのみます、といつて低くお辭儀をして、或るものは、中學校の先輩といふ義理のしがらみに依つて、後輩を威嚇し、饗應、金錢、などといふばかな噂さへ立つた。
— 太宰治 『校長三代』 青空文庫
或時彼は代議士の選挙運動事務所に学校の道場を使ふが好いかと校長に申出た。
— 中原中也 『校長』 青空文庫
世話をやいている事務官らしいのが自分に向って何か言っているが、何を云ってるか分らない。
— 寺田寅彦 『ベルリン大学(1909-1910)』 青空文庫
式の前であったか後であったか忘れたが、大学の玄関をはいって右側の事務室でいろいろの入学手続をすませた。
— 寺田寅彦 『ベルリン大学(1909-1910)』 青空文庫
東京帝国大学の卒業証書も検閲のために差出したが、この日本文は事務の役人にとって自分の場合のラテン語以上に六かしそうであった。
— 寺田寅彦 『ベルリン大学(1909-1910)』 青空文庫
世話人があまりおおぜいであるために事務はかえって渋滞する場合もある。
— 寺田寅彦 『田園雑感』 青空文庫
作例 · 標準
彼女は入社以来、ずっと事務の仕事を担当している。
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今日は溜まっている事務作業を片付けるため、残業することにした。
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この会社の事務は、とても効率的に回っているようだ。
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ウィキペディア
事務(じむ)とは、主に役所や会社などで書類の作成や整理などを行う作業全般と、これを専門に行う職業のこと。
出典: 事務 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0