判子
はんこ異読 ハンコ
名詞
標準
seal (used in lieu of a signature)
文例 · 用例
お蔭で、埃だらけの遅刻簿を出して貰って、判子をついたが、庶務課の有象無象からいい加減面白い見世物扱いされ、大いに気まりが悪かった。
— 海野十三 『深夜の市長』 青空文庫
「判子を、ちょいと、出しとくれ」「あい」お妻は、奥へ認印をとりに行った。
— 海野十三 『空襲葬送曲』 青空文庫
あんたが、ちゃんと、承認のうえ、自分で、署名して、判子をついたんじゃないか」「こんなものに、なんで、判をつくもんかい」「今さら、白ばくれても駄目じゃ。
— 火野葦平 『花と龍』 青空文庫
『ほんとにお前のお蔭で餘計な人騷ぎをした‥‥‥‥‥』『それでもまあ直ぐ鎭まつて、ようございましたね‥‥‥‥』『それもさうですが、ほんとに云はんこつちやない‥‥‥』と、兄は幽かに舌打ちした。
— 南部修太郎 『疑惑』 青空文庫
唯願ふらくはかの如来大慈大悲我が小願の中に於て大神力を現じ給ひ妄言綺語の淤泥を化して光明|顕色の浄瑠璃となし、浮華の中より清浄の青蓮華を開かしめ給はんことを。
— 宮沢賢治 『二十六夜』 青空文庫
」「遇はんこともないが、あまり消息がくはしくないんだて。
— 平出修 『二黒の巳』 青空文庫
いはんこつちやない、ばちがあたつたに。
— 新美南吉 『百姓の足、坊さんの足』 青空文庫
「なに、おとのさま」「二十人も三十人も馬に乗って、氏神様のお神行のようじゃ」「藩公が来られたか」「はんこうか、鮟鱇か知らんが、高知の城下から来たそうじゃ」「真箇か。
— 田中貢太郎 『海神に祈る』 青空文庫
作例 · 標準
契約書には、署名と判子の両方が必要です。
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大事な書類を提出する前に、判子を押し忘れていないか確認した。
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最近は電子署名も増えたが、まだ多くの場面で判子が必要だ。
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