戸庭
こてい
名詞
標準
gateways and gardens
文例 · 用例
山氣は翠に滴つて、詣づるものゝ袖は墨染のやうだのに、向つた背戸庭は、一杯の日あたりの、ほか/\とした裏縁の障子の開いた壁際は、留守居かと思ふ質素な老僧が、小机に對ひ、つぐなんで、うつしものか、かきものをしてござつた。
— 泉鏡花 『遺稿』 青空文庫
山気は翠に滴って、詣ずるものの袖は墨染のようだのに、向った背戸庭は、一杯の日あたりの、ほかほかとした裏縁の障子の開いた壁際は、留守居かと思う質素な老僧が、小机に対い、つぐなんで、うつしものか、かきものをしてござった。
— 遺稿 『遺稿』 青空文庫
電車にて市外に往返せるに、各戸庭前に数種の菊花を栽培せるありて、車上観菊の遊をなすを得たり。
— 井上円了 『南半球五万哩』 青空文庫
作例 · 標準
瀟洒な戸庭には季節の花が咲き乱れ、道行く人の目を楽しませている。
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格式高い日本家屋の戸庭を整え、客人を迎える準備をする。
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都会の喧騒を忘れさせるような、静かな戸庭が広がっている。
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