開き直る
ひらきなおる
動詞-五段-ラ行動詞-自動詞頻度ランク #43462 · 青空 153 例
標準
to become defiant
文例 · 用例
」 愛吉は痩せたのを高胡坐に組んで開き直る。
— 泉鏡花 『三枚続』 青空文庫
わけても、取り巻四人の節操もなく気概も持たぬ、屈辱的な物ごし態度が、三河ながら江戸ながらの旗本魂にぐッとこたえたので、眉間のあたりをぴくぴくさせながら、静かに開き直ると、不気味に問い返しました。
— 京へ上った退屈男 『旗本退屈男 第四話』 青空文庫
と開き直る前に当然警官達の疑惑は、事件の当時ずっと南室にいたと云う亜太郎の妻不二の上へ落ちて行った。
— 大阪圭吉 『闖入者』 青空文庫
さてと、開き直るほどでもないが、当夜の出し物中、大体に於いて、役者が苦心してびくびくやつてゐるものは失敗の憂目に遭ひ、楽に愉快にやつてゐるものは、あれでも何かしらを見物に与へたといつていい。
— 岸田國士 『ある村の素人劇団』 青空文庫
もともと、この二作たるや、世が世ならば、新劇の風上にはおけぬ代物で、凡そ、近代劇の意義ある進化の途上に於て、無礼なる存在であるが、さう開き直るのは当節野暮の骨頂だ。
— 岸田國士 『再びテアトル・コメディイについて』 青空文庫
自慢のし返し、子供みたいに臆面もなく開き直つて食つてかゝる、古狸の家康もとより酒席のざれ言の分らぬ男であらう筈はないのだから、開き直る方が結局秀吉を安心させるといふことを心得た上での芝居だらうと判断した。
— 坂口安吾 『二流の人』 青空文庫
濡れぬうちこそ露をもいとえで、男は知れたとなると開き直る者だということを私は知りませんでした。
— 大倉※子 『あの顔』 青空文庫
」 と、その時、夫は、相変らず顔を伏せたまゝではあつたが、やゝ開き直る調子で問ひかけて来た。
— 岸田國士 『花問答』 青空文庫
作例 · 標準
最初は弁解ばかりしていた彼だが、突然開き直って反論し始めた。
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事実を突きつけられても全く悪びれず、逆に開き直るその態度に呆れた。
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「悪いのはそっちだ」と開き直った彼の言葉に、周囲は言葉を失った。
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