図々しい
ずうずうしい異読 ずーずーしい
形容詞
標準
impudent
文例 · 用例
人生の余剰価値ともあるべき筈の芸術が浅墓なことであるくらゐならば、頼みもしないにそんなものを作らなくてもよいのだし、作るとすれば図々しいことである。
— 中原中也 『撫でられた象』 青空文庫
もう一寸待つがいい、この図々しい奴、おまへの恥知らずに意趣返しせずになんぞゐられるものか!
— 中原中也 『山間秘話』 青空文庫
お兼中年増の図々しい、いやらしさで伊吉を見ます。
— 山中貞雄 『右門捕物帖 三十番手柄 帯解け仏法』 青空文庫
しかし、なんといっても、これは図々しい不思議な気のする深夜の風景にはちがいない。
— 梶井基次郎 『交尾』 青空文庫
それはこういう動物の図々しいところでもある。
— 梶井基次郎 『交尾』 青空文庫
まかり間違うと、鼻持ちならぬキザな虚栄の詠歎に似るおそれもあり、または、呆れるばかりに図々しい面の皮千枚張りの詭弁、または、淫祠邪教のお筆先、または、ほら吹き山師の救国政治談にさえ堕する危険無しとしない。
— 太宰治 『父』 青空文庫
図々しい、わがままだ、勝手だ、なまいきだ、だらしない、いかなる叱正をも甘受いたす覚悟です。
— 太宰治 『誰』 青空文庫
図々しい、わがままだ、勝手だ、なまいきだ、だらしない、いかなる叱正をも甘受いたす覚悟です(覚悟だけはいい。
— 太宰治 『誰』 青空文庫
作例 · 標準
自分の分を食べ終えた後に人の皿まで欲しがるなんて、本当に図々しい奴だ。
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初対面の相手に対して根掘り葉掘りプライベートを聞き出すのは、いささか図々しい。
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散々迷惑をかけておきながら、平然とした顔で金を借りに来るとは図々しいにも程がある。
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