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弁説

べんぜつ
名詞
1
標準
dialectic demonstration
文例 · 用例
然り、第一第二の別はたゞ我が弁説の上に煩なきの故を以てしか称呼したるのみ。
石川啄木 閑天地 青空文庫
暫く郎党と遠ざかつて、自ら「高尚なる趣味」に専念したせゐか、余程弁説の悪達者や嫉妬深さなどがなくなつたのに、又もとのもくあみだとわたしは慨嘆した。
牧野信一 茜蜻蛉 青空文庫
明治の開化期の先進部分の人々には女も男と等しく智慧を明るく、弁説も爽かに、肉体も強く、一人の社会人として美しくたのもしく育ち上らなければならないという颯爽たる理想が抱かれていた。
宮本百合子 私たちの建設 青空文庫
(去来は儒医二道に通じた上、「乾坤弁説」の翻訳さへ出した向井霊蘭を父に持ち、名医|元端や大儒|元成を兄弟に持つてゐた人である。
芥川龍之介 芭蕉雑記 青空文庫
その堂々たる弁説と容疑者とは思われぬ明朗さには、一同の度胆を抜くものがあった。
小栗虫太郎 後光殺人事件 青空文庫
抑々気違の弁説があんなに爽やかな筈がない。
坂口安吾 盗まれた手紙の話 青空文庫
先生が目の玉むいて黙然とをさまりこんでゐるものだから、樫の葉の御人の弁説も正気のものとは聞けなくなつてしまふのである。
坂口安吾 盗まれた手紙の話 青空文庫
泥棒てえものは見たところ愛嬌があつて、目から鼻へ抜けるやうに利巧で、弁説が巧みで、お世辞のいいものだと言つたな」「田舎の人は律儀で口不調法だといふから、色々と東京を心配しますねエ」「おふくろてえものはいゝものだなア。
坂口安吾 盗まれた手紙の話 青空文庫
作例 · 標準
哲学者は、弁説を用いて難解な概念を分かりやすく説明しようとした。
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彼の弁説は、論理的かつ説得力があった。
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会議での弁説は、参加者たちの理解を深めるのに役立った。
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