荒れ地
あれち
名詞
標準
文例 · 用例
維新前には藩の調練場であったのが、そのころは県庁の所属になったままで荒れ地になっていた。
— 寺田寅彦 『花物語』 青空文庫
いつか塒に迷うた蝙蝠を追うて荒れ地のすみまで行ったが、ふと気がついて見るとあたりにはだれもいぬ。
— 寺田寅彦 『花物語』 青空文庫
旧城趾やその他の荒れ地に勢いよく茂った雑草は見るから気持ちがよかった。
— 寺田寅彦 『路傍の草』 青空文庫
一九六九(昭和四十四)年に設立した当初は、草ぼうぼうの荒れ地にわずか一〇人ばかりが住みついただけだったものが、タケシが参画した時点では、四〇〇人が一体生活を送る大集落となっていた。
— 富田倫生 『パソコン創世記』 青空文庫
ちょうど一マイルほどにわたっておりまして、片側がチャーリントンの荒れ地、もう片側がチャーリントン館をめぐる林になりますから、あれほどひっそりしたところはどこにもないと言っていいほどで。
— THE ADVENTURE OF THE SOLITARY CYCLIST 『自転車乗りの影』 青空文庫
」「荒れ地側はありえません。
— THE ADVENTURE OF THE SOLITARY CYCLIST 『自転車乗りの影』 青空文庫
月曜の朝、ファーナムへ行って、チャーリントンの荒れ地近くに身を隠してくれたまえ。
— THE ADVENTURE OF THE SOLITARY CYCLIST 『自転車乗りの影』 青空文庫
チャーリントンの荒れ地までの道は、ファーナム駅で難なく聞けた。
— THE ADVENTURE OF THE SOLITARY CYCLIST 『自転車乗りの影』 青空文庫