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愚母

ぐぼ
名詞
1
標準
one's mother
文例 · 用例
その前から親の職業が無職であり、またその人は、新聞によれば乱臣賊子なんだから、入学はむつかしいぞ、と家の中で愚父愚母が話しあっていたが、この結果になって二人ともこっくりした。
金森徳次郎 親は眺めて考えている 青空文庫
今すぐぼい出してしまえ!
黒島傳治 砂糖泥棒 青空文庫
こいつらは人の眼には見えないのですが、一ぺん風に狂い出すと、台地のはずれの雪の上から、すぐぼやぼやの雪雲をふんで、空をかけまわりもするのです。
宮沢賢治 水仙月の四日 青空文庫
ぼくを悪者とでも思ったのか、いきなりポチが走って来て、ほえながら飛びつこうとしたが、すぐぼくだと知れると、ぼくの前になったりあとになったりして、門の所まで追っかけて来た。
有島武郎 火事とポチ 青空文庫
「ひどいけがをして物置きのかげにいました」 と人足の人はいって、すぐぼくたちを連れていってくれた。
有島武郎 火事とポチ 青空文庫
こいつらは人の眼には見えないのですが、一ぺん風に狂ひ出すと、台地のはづれの雪の上から、すぐぼやぼやの雪雲をふんで、空をかけまはりもするのです。
宮沢賢治 水仙月の四日 青空文庫
そして夜のことを遠い昔のことのようにして思い起してみたが、それは明るい昼の光りにすぐぼんやりとしてしまった。
豊島与志雄 過渡人 青空文庫
けれど小島の小母さんは、すぐぼくに夜学をすすめ、あちこちの夜間中学校から規則書を取り寄せてくれたりした。
――四半自叙伝―― 忘れ残りの記 青空文庫
作例 · 標準
愚母からの手紙には、実家の庭に今年も柿が実ったことが拙い文字で書かれていた。
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愚母に代わりましてお礼を申し上げます」と、彼は深々と頭を下げた。
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愚母は昔気質の人間で、私の将来を案じては口うるさく小言を言ってくる。
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