芸事
げいごと
名詞
標準
traditional performing arts (e.g. shamisen, koto, dance, etc.)
文例 · 用例
芸でいけなきゃ、容色で、……容色でいけなけりゃ芸事で、皆不可なけりゃ、気で負けないわ。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
(芸事の出来るように、神へ願懸をすると云って、夜の明けぬ内、外へ出ろ。
— 泉鏡花 『歌行燈』 青空文庫
芸事で宗山の留を刺したほどの豪い方々、是非に一日、山田で謡が聞かして欲しい、と羽織袴、フロックで押寄せたろう。
— 泉鏡花 『歌行燈』 青空文庫
このやうに、所謂「傑作意識」にこりかたまつた人の行ふ芸事は、とかくまづく出来上るものである。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
「吉田様さチャセゴに行くべと思って出て来たんだが、なんにも芸事仕込んで置かなかったから、踊りでも踊れるような真似して酒飲んで来んべと思って。
— 佐左木俊郎 『手品』 青空文庫
廓の抱妓の慣例として、色はきっと売らさぬ代り、芸事にかけてはいかなる手段をもって仕込んでも差し支えはない、少々痛いおもいをさせてもという口約束をしたのであるから、そのせたげようと云ったら方外な。
— 泉鏡花 『湯島詣』 青空文庫
内で芸事をせたげるのも、皆手前達が甘やかされて、可愛がられて、風にもあてず育てられた、それほどの果報にも飽き足らず、にきびの出る時分にはその親に泣を見せて、金を掴んで、女をもてあそびに来せるためだ。
— 泉鏡花 『湯島詣』 青空文庫
亭主も亡くなって、自分で芸事を教えていました。
— 泉鏡花 『卵塔場の天女』 青空文庫
作例 · 標準
祖母は礼儀作法を身につけさせるため、私に幼い頃から様々な芸事を習わせた。
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芸事の世界は厳しく、毎日欠かさず稽古を積まなければすぐに腕が鈍ってしまう。
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正月には家族が集まり、日頃の芸事の成果を披露し合うのが恒例となっている。
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