耳鼻科
じびか
名詞頻度ランク #26028 · 青空 44 例
標準
otolaryngology
文例 · 用例
X光線によって照し出された鯛の骨の在所を、正面と、横からと、二枚の図に写してもらった松浦先生は、又も遠藤博士の処に引返して来たが、博士はたった今急患を往診に出かけたというので、今度は町外れに在る大学の耳鼻科に駈け込んだ。
— 夢野久作 『いなか、の、じけん』 青空文庫
(頁を繰りながら)虚弱児童の錬成、なるほどね、しかし君は耳鼻科だったんだろう?
— 織田作之助 『四つの都』 青空文庫
昨、昭和八年の六月初旬から、当横浜市の宮崎町に、臼杵耳鼻科のネオンサインを掲げておる者でありますが、突然にかような奇怪な手紙を差し上げる非礼をお許し下さい。
— 夢野久作 『少女地獄』 青空文庫
それがヤット治癒りかけたと思いますと……」「耳鼻科医に診せられたのですか」「いや。
— 夢野久作 『少女地獄』 青空文庫
ジフテリ程度の注射なら耳鼻科医でなくとも院内で遣っております」「成る程……」「それがヤット治癒りかけたと思いますと、今月の三日の晩、十二時の最後の検温後に、自分でモヒを注射したらしいのです。
— 夢野久作 『少女地獄』 青空文庫
学校を出ますと直ぐに信濃町のK大の耳鼻科に入りましてズット今まで……」「そこを出て来た事情は……」「……あの。
— 夢野久作 『少女地獄』 青空文庫
少なくとも一度、K大の耳鼻科に電話をかけて彼女の身元を幾分なりとも洗って見た上で雇い入れるのが常識的である事に気付くであろう。
— 夢野久作 『少女地獄』 青空文庫
K大耳鼻科のお仕込みもさる事ながら、彼女は実に天才的の看護婦である事を発見させられて、衷心から舌を巻かされたのであった。
— 夢野久作 『少女地獄』 青空文庫