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さや異読 サヤ
名詞頻度ランク #20639 · 青空 198
1
標準
pod (e.g. a pea pod)
文例 · 用例
大根の花もになっている時分であった。
岡本かの子 東海道五十三次 青空文庫
初めのうち、清三は夏休み中、池の水を汲むのを手伝ったり、畑へ小豆のを摘みに行ったりした。
黒島傳治 老夫婦 青空文庫
これの実を指にて摘めば虫などの跳るやうに自ら動きて、破れ子飛ぶこと極めて速やかなり。
幸田露伴 花のいろ/\ 青空文庫
細君は食卓に大きな笊をのせて青い隠元をむしっていた。
寺田寅彦 異郷 青空文庫
たゞ折々聞るものは豌豆のが熱い日に彈けて豆の飛ぶ音か、草間の泉の私語やうな音、それでなくば食ひ飽た鳥が繁茂の中で物疎さうに羽搏をする羽音ばかり。
国木田独歩 怠惰屋の弟子入り 青空文庫
此菓子はまずオレンジの内で香をつけた牛乳四デシリットルの中に、玉子十個とフルーレットクレーム四デシリットルを混ぜる。
岡本かの子 食魔に贈る 青空文庫
藪垣なる藤豆の、も實も、午の影紫にして、谷を繞る流あり。
泉鏡太郎 婦人十一題 青空文庫
葱とチーズを壺焼にしたスープ・ア・ロニオンとか、牛舌のハヤシライスだとか、隠元のベリグレット・ソースのサラダとか、彼がふだん好んだものを註文したので鼈四郎は慥え易かった。
岡本かの子 食魔 青空文庫