供用
きょうよう
名詞動詞-サ変頻度ランク #27203 · 青空 1 例
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文例 · 用例
実際自分らの子供の時分に自由党のけんかの頻繁であったころは鍬の柄をかつぎ回ったりまたいわゆる仕込み杖という物騒なステッキを持ち歩くことが流行して、ついには子供用のおもちゃの仕込み杖さえできていたくらいである。
— 寺田寅彦 『ステッキ』 青空文庫
帽子屋さんはそれを人差指のさきにのっけて、カチ合せて見ると、チンチンとよい音がしましたので、これは木の葉じゃない、ほんとのお金だと思いましたので、棚から子供用の毛糸の手袋をとり出して来て子狐の手に持たせてやりました。
— 新美南吉 『手袋を買いに』 青空文庫
父は総領娘のために子供用のヴァイオリンと大人用のヴァイオリンを買って来た。
— ――音楽が家庭にもたらすもの―― 『きのうときょう』 青空文庫
ブリキの子供用のバケツと金魚が忘れられたようにころがってある。
— 宮本百合子 『上林からの手紙』 青空文庫
また帰国のときには子供用の刀や槍がどんどん売れたそうで、これは国表へのお土産になったのであります。
— ――幼ものがたり―― 『あのころ』 青空文庫
義昌堂は籐の細工物、ひいて乳母車、子供用の自転車等を売るので有名だが、支那雑貨をいつの頃からかやりはじめていたが、今はどうかしらん。
— 岸田劉生 『新古細句銀座通』 青空文庫
ただ家内が、子供用又は来客用としてその時々の気持次第で以上の諸店で用を足しているまでだが、相馬屋と、もう一軒坂下の山田という紙屋では、私は時々原稿紙の厄介になっている。
— 加能作次郎 『早稲田神楽坂』 青空文庫
それは、たしかに有名な会社で出来た、りっぱな子供用のオートバイでした。
— 木内高音 『やんちゃオートバイ』 青空文庫