利用
りよう
名詞動詞-サ変動詞-他動詞頻度ランク #337 · 青空 5958 例
標準
use
文例 · 用例
事そのもの、物そのものを、知る間もあらせずその事その物の利用を思つた心のせゐだ。
— 中原中也 『感情喪失時代』 青空文庫
しかし作者の意味では、そうした故事や固有名詞と関係なく、単にこの易水という文字の白く寒々とした感じを取って、冬の川の表象に利用したまでであろう。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
ある時|颱風の話からそのエネルギーの莫大なこと、それをどうにかして人間に有益なように利用するようにしたいというようなことを話したら、大変にそれを面白がった。
— 寺田寅彦 『子規の追憶』 青空文庫
暴風の害を避けようというのでなくて積極的にそれを利用するというのは愉快だと云って喜んでいた。
— 寺田寅彦 『子規の追憶』 青空文庫
彼は、警官の密集を利用しようとする、本能的な且つ職業的な彼一流の計画を忘れて、その小僧っ子に、いつか全幅の考えを奪われてしまった。
— 葉山嘉樹 『乳色の靄』 青空文庫
子供に固有な鋭い直観の力を利用しないで頭の悪い大人に適合するような教案ばかりを練り過ぎるのではないかと思われる節もある。
— 寺田寅彦 『颱風雑俎』 青空文庫
天文学者はこの機を利用して観測に耽り、詩人宗教家はこの間に星月夜の美観を唱い造化の偉大を頌える事が出来る。
— 寺田寅彦 『宇宙の二大星流』 青空文庫
更に四十八手を分析したら槓杆の原理のみならずあらゆる力学上の原理の応用が見つかるに相違ない、例えば体量の少ない力士が大きい敵手にぶつかる場合には速度の大小でどれだけの効果があるかという事あるいは敵の運動量を利用して強敵を倒す事など物好きな学者の研究によって明らかになりそうな事である。
— 寺田寅彦 『相撲と力学』 青空文庫
作例 · 標準
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