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諒闇

りょうあん
名詞
1
標準
court mourning (for the late emperor or empress)
文例 · 用例
町はまことに諒闇の龍宮城また東京の王子の夜であります。
宮澤賢治 うろこ雲 青空文庫
三 八月の三十一日は二度目の天長節だが、初めての時は諒闇でお祝ひをしなかつたからと云つて、鶴吉は一日店を休んだ。
有島武郎 お末の死 青空文庫
」Bの妹さんの走り書き「諒闇中だから雪洞はともさないんですつて、夜、来たつて駄目よ、もうそろ/\散りかゝるわ!
牧野信一 晩春日記 青空文庫
年が変わっても諒闇の春は寂しかった。
源氏物語 青空文庫
諒闇中の黒い車に乗った喪服姿の源氏は平生よりもすぐれて見えるわけもないが、美貌に心の惹かれない人もなかった。
源氏物語 青空文庫
去年は諒闇で五節のなかったせいもあって、だれも近づいて来る五節に心をおどらせている年であるから、五人の舞い姫を一人ずつ引き受けて出す所々では派手が競われているという評判であった。
乙女 源氏物語 青空文庫
諒闇の民、赤楊よ、涙に暮れる木、わたしの悲しい心の悦。
上田敏 牧羊神 青空文庫
今日から街は諒闇である。
林芙美子 放浪記(初出) 青空文庫
作例 · 標準
天皇崩御の報を受け、国中が諒闇の期間に入り、祝賀行事はすべて自粛された。
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古い記録によれば、諒闇の際には華美な服装を避け、質素な生活を送ることが求められたそうだ。
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諒闇の静けさの中、人々は悲しみを共有しながら静かに祈りを捧げていた。
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ウィキペディア

諒闇(りょうあん)とは、儒教の関連文句で、「礼記」にあるように父母が亡くなった後に「喪を行う部屋や建物」という意味で、転じて「喪に服す」という意味として古代中国では使われることが多い。事実、五世紀を語る『宋書』「倭国伝」には「奄に父兄を喪い、垂成の功をして一簣を獲ざらしむ。居しく諒闇にあり兵甲を動かさず(奄喪父兄、使垂成之功、不獲一簣。居在諒闇、不動兵甲礼記)」と諒闇という文句がでてくる。 「礼記」では「喪は三年」とあるようにかなり長い期間、身を慎み親に孝を尽くすとある。

出典: 諒闇 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0