三門
さんもん
名詞
標準
large triple gate to temple
文例 · 用例
浅草寺観世音の仁王門、芝の三門など、あの真中を正面に切って通ると、怪異がある、魔が魅すと、言伝える。
— 泉鏡花 『開扉一妖帖』 青空文庫
―――――――――――― 中山の国分寺の三門に、松明の火影が乱れて、大勢の人が籠み入って来る。
— 森鴎外 『山椒大夫』 青空文庫
それはそれとして、夜陰に剣戟を執って、多人数押し寄せて参られ、三門を開けと言われた。
— 森鴎外 『山椒大夫』 青空文庫
さては国に大乱でも起ったか、公の叛逆人でも出来たかと思うて、三門をあけさせた。
— 森鴎外 『山椒大夫』 青空文庫
当山は勅願の寺院で、三門には勅額をかけ、七重の塔には宸翰金字の経文が蔵めてある。
— 森鴎外 『山椒大夫』 青空文庫
大隊に付属している三門の機関銃が、敵に対して、弱い、しかしながら緊張した反抗を始めたのであった。
— 菊池寛 『勲章を貰う話』 青空文庫
ある時三門を拵へようとして、弘く仏縁のある人達から寄進を募つた。
— 大正七(一九一八)年 『茶話』 青空文庫
「和尚様、ほんの聊かではござりまするが、こゝに金子が五百両ござりまするから、今度の三門の御|建立へ是非お加へおき下されまするやうに。
— 大正七(一九一八)年 『茶話』 青空文庫
作例 · 標準
知恩院の壮大な三門を見上げると、その圧倒的なスケールに思わず言葉を失う。
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三門の楼上からは京の街が一望でき、観光客たちがその眺めに感嘆の声を上げていた。
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山門をくぐり、さらに進んだ先にある三門は、この寺院の格式の高さを象徴している。
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ウィキペディア
三門(さんもん)は、門の形式で、中央の大きな門と左右の小さな門との3門を連ねて1門としたものである。寺院によっては形式に関わらず「三門」と名付けられているものもある。山門とも呼ぶが、これは、寺院がもっぱら山林にあり山号を持つからという。
出典: 三門 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0