まぶい
まぶい
名詞
標準
spirit
文例 · 用例
三 霊魂霊魂をひつくるめてまぶいと言ふ。
— 折口信夫 『琉球の宗教』 青空文庫
だから人の死んだ時にも、肉霊を放つまぶいわかしと言ふ巫術が行はれる。
— 折口信夫 『琉球の宗教』 青空文庫
又、驚いた時には、魂を遺失するものと考へて、其を又、身体にとりこむ作法として、まぶいこめすら行はれて居る。
— 折口信夫 『琉球の宗教』 青空文庫
大体に於て、まぶいの意義は、二通りになつて居る。
— 折口信夫 『琉球の宗教』 青空文庫
即、生活の根本力をなすもの、仮りに名付くれば、精魂とも言ふべきものと、祟りをなす側から見たもの、即、いちまぶい(生霊)としにまぶい(死霊)とである。
— 折口信夫 『琉球の宗教』 青空文庫
但、琉球のまぶいは、魂とは別のものと考へられて居る。
— 折口信夫 『琉球の宗教』 青空文庫
だからもとは、まぶいは守護霊魂が精霊の火を現したのが、次第に変化して、霊魂そのものまでも、たまと言ふ日本語であらはす事になつたのであらう。
— 折口信夫 『琉球の宗教』 青空文庫
沖縄あたりに行つてみますと、魂を落しますと、「まぶい籠み」と言つて、まぶいを体に籠めると言ふので、色々な石を拾つて来て、ゆたと言ふ者に石を与へることに依つて、まぶいが這入ると言うてをります。
— 折口信夫 『国語と民俗学』 青空文庫
作例 · 標準
先祖のまぶい(霊)が、我々を見守ってくれていると信じている。
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