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真冬

まふゆ
名詞頻度ランク #21087 · 青空 148
1
標準
midwinter
文例 · 用例
借りた室の寝台にはこの真冬に白い紗の蚊帳がかかっていた。
寺田寅彦 二つの正月 青空文庫
小さな洞穴の口では真冬の空気と真夏の空気が戦って霧を醸していた。
寺田寅彦 浅間山麓より 青空文庫
ある日は吉田はまた鏡を持って来させてそれに枯れ枯れとした真冬の庭の風景を反射させては眺めたりした。
梶井基次郎 のんきな患者 青空文庫
真冬の稲の穂は珍らしい。
太宰治 お伽草紙 青空文庫
真冬でも、ぐっしょり汗をかきますわ」 ああ、その汗……と、木崎は想い出した。
織田作之助 土曜夫人 青空文庫
陽炎が煙り程にも濃い、真冬だつて私の理想通りの植物室では春の気候を感じることが出来る。
牧野信一 趣味に関して 青空文庫
そして遂には、寒い真冬を目がけて北国の田舎へ行かねばならなかった。
――文壇苦行記―― 骨を削りつつ歩む 青空文庫
かたく脈打つひびきが時を すすめる真冬のかたみに‥‥Heinrich Vogeler gewidmet追ひもせずに 追はれもせずに 枯木のかげに立つて 見つめてゐる まつ白い雲のおもてに ながされた 私の影を――(かなしく 青い形は 見えて来る)私はきいてゐる さう!
立原道造 優しき歌 青空文庫
作例 · 標準
真冬の寒さは厳しく、部屋の中でも手袋が必要だった。
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