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膝頭

ひざがしら
名詞
1
標準
kneecap
文例 · 用例
この時再び家を動かして過ぎ去る風の行えをガラス越しに見送った時、何処とも知れず吹入った冷たい空気が膝頭から胸に浸み通るを覚えた。
寺田寅彦 青空文庫
肩尖、膝頭、臀部、あたま――翁の眼中、一々、その凸所の形に似通う山の姿が触覚より視覚へ通じ影像となって浮んで来た。
岡本かの子 富士 青空文庫
「こいつ」 といって翁は、膝頭の蝨を、宝玉を拾うように大事に、一粒ずつ摘み取る。
岡本かの子 富士 青空文庫
娘の外套は、メリケン兵の膝頭でひら/\ひるがえった。
黒島傳治 氷河 青空文庫
浴衣の膝頭に指頭大の穴があいたのを丹念に繕ったのが眼についた。
寺田寅彦 雑記(1) 青空文庫
膝頭まで脚がずりこんでいた。
黒島伝治 青空文庫
今までその上について暖だった膝頭が冷々とする、身体が濡れはせぬかと疑って、彼処此処袖襟を手で拊いて見た。
泉鏡花 三尺角 青空文庫
これに就いて可笑しい話は、柄が三尺もある大きい薪割が今も家に在りますが、或日それを窃に持出しコツコツ悪戯して遊んで居たところ、重さは重し力は無し、過って如何なる機会にか膝頭を斬りました。
幸田露伴 少年時代 青空文庫
作例 · 標準
短パンを履いて転んだ拍子に、膝頭をすりむいて血がにじんでしまった。
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彼女は膝頭を抱えるようにして座り込み、じっと海を眺めていた。
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お風呂でゆっくりと膝頭をマッサージして、一日の疲れを癒す。
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