膝小僧
ひざこぞう
名詞
標準
kneecap
文例 · 用例
けれども、まさか家内のように悟りすまして眼をつぶっていることもできず、膝小僧だいてしゃがんだまま、きょろきょろあたりを見廻した。
— 太宰治 『美少女』 青空文庫
赤猪口兵衛はソレ見たことかという風に、汚れた膝小僧を二つ並べて乗出した。
— ――博多名物非人探偵 『狂歌師赤猪口兵衛』 青空文庫
膝小僧を剥き出しにして破れ畳の上を乗出した。
— ――博多名物非人探偵 『狂歌師赤猪口兵衛』 青空文庫
ああ清々した」 中腰になって浮かれ立つ赤猪口兵衛の顔を茫然と見上げている半三郎の顔を、あべこべに見下しながらヤット腰を卸した赤猪口兵衛は、汚ない膝小僧を一層大きく剥き出しながら詰寄った。
— ――博多名物非人探偵 『狂歌師赤猪口兵衛』 青空文庫
……」を機会に、行火の箱火鉢の蒲団の下へ、潜込ましたと早合点の膝小僧が、すぽりと気が抜けて、二ツ、ちょこなんと揃って、灯に照れたからである。
— 泉鏡花 『露肆』 青空文庫
幅狭き布子の上掻を引張り合せて、膝小僧を押包み、煮染めたような手拭にて、汗を拭き拭き畏り、手をつきて美人の顔、じっと見詰むる眼に涙。
— 泉鏡花 『貧民倶楽部』 青空文庫
まさか、壺皿はなかつたが、驚破事だと、貧乏徳利を羽織の下へ隱すのがある、誂子を股へ引挾んで膝小僧をおさへるのがある、鍋へ盃洗の水を打込むのがある。
— 泉鏡太郎 『春着』 青空文庫
はだかる襟の白さを合すと、合す隙に、しどけない膝小僧の雪を敷く。
— 泉鏡花 『みさごの鮨』 青空文庫
作例 · 標準
泥んこになって遊んだ子供の膝小僧には、いつもかさぶたができていた。
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「お、元気な膝小僧だな」とおじいちゃんが孫の足をなでながら言った。
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膝小僧が隠れるくらいの長さのズボンを選んで、面接に向かう。
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