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春潮

しゅんちょう
名詞
1
標準
pleasant tides of spring
文例 · 用例
さはあれどわが見し花うりの目、春潮を眺むる喜の色あるにあらず、暮雲を送る夢見心あるにあらず、伊太利古跡の間に立たせて、あたりに一群の白鳩飛ばせむこと、ふさはしからず。
森鴎外 うたかたの記 青空文庫
因に、索引を作製してもらったり、種々面倒を見て頂いたりした比嘉春潮君、並に本書の出版に努力された角川源義君に感謝の意を表する。
伊波普猷 「古琉球」改版に際して 青空文庫
また春潮に浮かれ来る。
正岡子規 墨汁一滴 青空文庫
「一幅淞波誰剪取 春潮痕似嫁時衣」とうたった詩人|石※翁をしてあの臼を連ねたような石がきを見せしめたら、はたしてなんと言うであろう。
芥川龍之介 松江印象記 青空文庫
私の村をどりについての知識は、わづか一回のこの経験が、比嘉春潮さん・島袋源七さんなどの、生きた愛に充ちた説明によつて、生かされて来てゐるのである。
折口信夫 組踊り以前 青空文庫
私の目で見た知識よりも、更に大きな補助を、島袋源七・比嘉春潮二氏の報告から得ました。
折口信夫 翁の発生 青空文庫
茶番狂言に類する喜劇で、輕口・口眞似などを主として居る(比嘉春潮氏報告)。
まれびとの意義 國文學の發生(第三稿) 青空文庫
浮世絵風俗画は鈴木春信勝川春章鳥居清長より歌麿春潮栄之豊国の如き寛政の諸名家に及び円熟の極度に達せし時、ここに葛飾北斎一立斎広重の二大家現はれ独立せる山水画を完成し江戸平民絵画史に掉尾の偉観を添へたり。
永井荷風 江戸芸術論 青空文庫
作例 · 標準
「見て、春潮が満ちてきて、砂浜が狭まってきたよ。」
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春潮に乗って、色とりどりの海藻が浜辺に打ち寄せられていた。
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穏やかな春潮が、静かに岸辺を撫でていく。
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