艶麗
えんれい
形容動詞名詞
標準
dazzling (beauty)
文例 · 用例
自然がその艶麗な彩筆を振う春の季節や、光と色彩の強烈な夏の季節は、芭蕉にとって望ましくなく、趣味の圏外に属していた。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
)(あれ、嬢様ですって、)とやや調子を高めて、艶麗に笑った。
— 泉鏡花 『高野聖』 青空文庫
ああ、まぼろしのなつかしい、空蝉のかような風土は、却ってうつくしいものを産するのか、柳屋に艶麗な姿が見える。
— 泉鏡花 『三尺角』 青空文庫
モウ四十に近い姥桜とは夢にも思えない豊満な、艶麗な姿を、婦人正風会の椅子に据えて、弁舌と文章に万丈の気を吐き始めた。
— 夢野久作 『けむりを吐かぬ煙突』 青空文庫
蕪村七部集が艶麗豪華なようで全体としてなんとなく単調でさびしいのは、吹奏楽器の音色の変化に乏しいためと思われる。
— 寺田寅彦 『俳諧の本質的概論』 青空文庫
」 と斜めに警官を見て、莞爾り笑う……皓歯も見えて、毛筋の通った、潰島田は艶麗である。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
「お孝さん、……」 寂然としていたが、重ねて呼ぶのに気を兼ねる間も無く、雨戸が一枚、すっと開いて、下から映す蒼い瓦斯を、逆に細流を浴びたごとく濡萎れた姿で、水際を立てて、そこへお孝が、露の垂りそうに艶麗に顕れた。
— 泉鏡花 『日本橋』 青空文庫
眉を開いて、艶麗に、「何です。
— 泉鏡花 『黒百合』 青空文庫
作例 · 標準
例句1
例句2
例句3
例句4