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落下音

らっかおん
名詞
1
標準
sound of something falling
文例 · 用例
鉄丸の落下音も相当なものでしたが音響仕掛けのガラガラガラという怪音には悩まされましたよ。
坂口安吾 心霊殺人事件 青空文庫
これだけ壊すにはこの室に命中しなきゃならんはずだが、天井に孔もあいとらん」「爆弾の落下音を聞いたかい?
永井隆 長崎の鐘 青空文庫
この夜の空襲は、敵機が投弾を開始して諸方に火の手があがってから、ようやく空襲警報がでた始末で、亮作が身支度を終らぬうちに、バクダンの凄い落下音がせまりはじめた。
坂口安吾 水鳥亭 青空文庫
けれども爆弾という奴は、落下音こそ小さく低いが、ザアという雨降りの音のようなただ一本の棒をひき、此奴が最後に地軸もろとも引裂くような爆発音を起すのだから、ただ一本の棒にこもった充実した凄味といったら論外で、ズドズドズドと爆発の足が近づく時の絶望的な恐怖ときては額面通りに生きた心持がないのである。
坂口安吾 白痴 青空文庫
攻撃する相手の様子が不確かだから爆音の唸りの変な遠さが、甚だ不安であるところへ、そこからザアと雨降りの棒一本の落下音がのびてくる。
坂口安吾 白痴 青空文庫
二十五機を数える時から例のガラガラとガードの上を貨物列車が駆け去る時のような焼夷弾の落下音が鳴り始めたが、伊沢の頭上を通り越して、後方の工場地帯へ集中されているらしい。
坂口安吾 白痴 青空文庫
米機の爆音、高射砲、落下音、爆発の音響、跫音、屋根を打つ弾片、けれども伊沢の身辺の何十米かの周囲だけは赤い天地のまんなかでともかく小さな闇をつくり、全然ひっそりしているのだった。
坂口安吾 白痴 青空文庫
そのとき鼓膜の中を掻き廻すような落下音が頭の真上へ落ちてきた。
坂口安吾 白痴 青空文庫
作例 · 標準
夜中の静寂を破って、大きな物の落下音が響いた。
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屋根から雪が滑り落ちる、鈍い落下音が聞こえた。
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「一体何の落下音だろう?」と彼は耳を澄ませた。
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