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ステッキ

ステッキ
名詞頻度ランク #37813 · 青空 1165
1
標準
(walking) stick
文例 · 用例
気の弱い、情に溺れ易い、好紳士に限って、とかく、太くたくましいステッキを振りまわして歩きたがるのと同断である。
太宰治 佳日 青空文庫
彼は握太の黄色いステッキを提げ、額が禿げ上つてゐて出ッ腹の太つた男であつた。
中原中也 校長 青空文庫
上野へ入れば往来の人ようやくしげく、ステッキ引きずる書生の群あれば盛装せる御嬢様坊ちゃん方をはじめ、自転車はしらして得意気なる人、動物園の前に大口あいて立つ田舎漢、乗車をすゝむる人力、イラッシャイを叫ぶ茶店の女など並ぶるは管なり。
寺田寅彦 半日ある記 青空文庫
男の子は細い線状にくずれ落ちる落葉を短いステッキで縦横に截り乍ら歩いて居た。
岡本かの子 伯林の落葉 青空文庫
見ると、一人の変に鼻の尖った、洋服を着てわらじをはいた人が、鉄砲でもない槍でもない、おかしな光る長いものを、せなかにしょって、手にはステッキみたいな鉄槌をもって、ぼくらの魚を、ぐちゃぐちゃ掻きまわしているのだ。
宮沢賢治 さいかち淵 青空文庫
二人はステッキをふったり包みをかかえたりまた競馬などで酔って顔を赤くして叫んだりしていました。
宮沢賢治 二人の役人 青空文庫
(Ice.)steik は steka と親類で英語の stick すなわちステッキと関係があり、串に刺して火にあぶる「串焼き」であったらしい。
寺田寅彦 言葉の不思議 青空文庫
このステッキがドイツの stechen につながるとすると今度は「突く」「つつく」が steik に近づいて来るし、また後者と「鋤く」ともおのずからいくぶんの縁故を生じて来るのである。
寺田寅彦 言葉の不思議 青空文庫
作例 · 標準
祖父は毎日、愛用の銀の持ち手がついたステッキを突いて、近所の公園まで散歩に出かける。
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「素敵なステッキですね、イギリスのアンティークショップで見つけたんですか?」
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怪我をして足が不自由になった間、折りたたみ式のステッキが外出時の心強い味方になってくれた。
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