身頃
みごろ
名詞
標準
body of a garment
文例 · 用例
なほ仕立てのよい羽織は表と裏と毛拔きあはせになつて居る箇所はなく身頃の衿附の處でも八つ口でも裏は表より多少ひつ込むで居る、よい裏がちら/\見える處に奧床しさがあり、羽織全體の價値がある。
— 土井八枝 『隨筆 藪柑子』 青空文庫
しかし、どうしてこのまま父親をみごろしにできましょう。
— 海野十三 『電気鳩』 青空文庫
喪の人と、この時すでに、新妻の美喜子の君はなりたまひ、つるばみごろも、深く染め、籠りたまふと、云ふことを、誰れか思はん。
— 與謝野晶子 『晶子詩篇全集拾遺』 青空文庫
「知れたことよ、貴様ぐらいの小坊主がちょうど投込みごろの小坊主だ、スポーンと投げ込んでみたい、古井戸や坊主飛び込む水の音、スポーン」 神尾主膳は悪謔を弄しながら盲法師を抱き上げたものらしい。
— 小名路の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
まんざらみごろしにもできない気持がしたのであった。
— 前田河広一郎 『ニュー・ヨーク 『青春の自画像』より』 青空文庫
ひる休みごろには、全校の気分が何となくざわめき立っていた。
— 第四部 『次郎物語』 青空文庫
「あの子は火事の晩に拾ったのよ、庄さん、親が死んじゃって、ひとりでねんねこにくるまれて泣いていたの、もうまわりは火でいっぱいだったわ、あたしみごろしに出来なかったの、――これが本当のことよ、庄さん、あたし約束どおり、待ってたのよ」 おせんは両手で面を掩い、堰を切ったように泣きだした。
— 山本周五郎 『柳橋物語』 青空文庫
作例 · 標準
このシャツは身頃が少し小さい気がする。
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着物の身頃には繊細な刺繍が施されている。
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洋服の身頃の部分だけが色あせてしまった。
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