二進
にしん
形容動詞名詞
標準
binary
文例 · 用例
舷側の水かきは、泥濘に踏みこんで、二進も三進も行かなくなった五光のようだった。
— 黒島伝治 『国境』 青空文庫
これに反して干支法は言わば複式の数え方で、十進法と十二進法との特殊な結合である。
— 寺田寅彦 『自由画稿』 青空文庫
亭主ぎゃふんと参った体で、「二進が一進、二進が一進、二一天作の五、五一三六七八九。
— 泉鏡花 『歌行燈』 青空文庫
で、もう二進も三進も動けなくなつて了つた。
— 北原白秋 『雀の卵』 青空文庫
一座の者にはもちろん、世間にもだんだんに不義理の借金もかさんで来て、もう二進も三進も行かなくなったんです。
— 岡本綺堂 『マレー俳優の死』 青空文庫
無慈悲のようでもいっそ一日も早い方がいい、一寸逃がれに日を延ばしてゆくほどいよいよ二進も三進もいかないことになる。
— 岡本綺堂 『両国の秋』 青空文庫
そして結局自分の力では二進も三進も勘考がつかないと悟った雄太郎君は、誰か力になって貰える、信頼の置ける先輩はないものか、と探しはじめた。
— 大阪圭吉 『石塀幽霊』 青空文庫
まるで彼には二進も三進もゆかない地獄だった。
— 小林多喜二 『雪の夜』 青空文庫
作例 · 標準
コンピュータは二進法で情報を処理している。
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二進数の計算は、慣れるまでは少し難しい。
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昔、二進法の仕組みを理解するのに苦労した記憶がある。
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