鰹
カツオ異読 かつお
名詞頻度ランク #29574 · 青空 246 例
標準
skipjack tuna (Katsuwonus pelamis)
文例 · 用例
飢えに泣いているはずの細民がどうかすると初鰹魚を食って太平楽を並べていたり、縁日で盆栽をひやかしている。
— 寺田寅彦 『春六題』 青空文庫
いくら資本主義の統治下にあって、鰹節のような役目を勤める、プロレタリアであったにしても、職業を選択する権利丈けは与えられているじゃないか。
— 葉山嘉樹 『労働者の居ない船』 青空文庫
プロレタリアは「鰹節」だ。
— 葉山嘉樹 『労働者の居ない船』 青空文庫
帰ってから用心に鰹節、梅干、缶詰、片栗粉などを近所へ買いにやる。
— 寺田寅彦 『震災日記より』 青空文庫
土佐の貧乏士族としての我家に伝わって来た雑煮の処方は、椀の底に芋一、二片と青菜|一とつまみを入れた上に切餅一、二片を載せて鰹節のだし汁をかけ、そうして餅の上に花松魚を添えたものである。
— 寺田寅彦 『新年雑俎』 青空文庫
また塩魚類|鰹節の乾燥とか寒天の凍結とかいう製造方面の事柄にも物理学応用の範囲は意外に広大であるように見受けられる。
— 寺田寅彦 『物理学の応用について』 青空文庫
それがある時台所で出入りの魚屋と世間話をしながら、刺身包丁を取り上げて魚屋の盤台の鰹の片身から幅二分くらい長さ一尺近い細長い肉片を巧みにそぎ取った。
— 寺田寅彦 『KからQまで』 青空文庫
第一、さんまじゃ、いくらも値段がとれないからね」「おとッつあん、なかなか商売を知っている」 その他、鮨の材料を採ったあとの鰹の中落だの、鮑の腸だの、鯛の白子だのを巧に調理したものが、ときどき常連にだけ突出された。
— 岡本かの子 『鮨』 青空文庫
作例 · 標準
「今日のランチは鰹のたたき!脂が乗ってて最高!」
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初鰹の時期は、旬の味覚を求めて多くの人が市場に集まる。
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「わー、この鰹の刺身、全然臭みがなくて美味しい!」
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昔は、鰹の一本釣り漁が盛んだったらしい。
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