心の中
こころのなか
表現名詞
標準
inside one's heart
文例 · 用例
「でも、自分の心の中は、無念さうなのではないのだがなあ。
— 中原中也 『青年青木三造』 青空文庫
酔つて疲れて私の瞼はイラ痒いとは云へ、人よ汝がそのやうなことを気にするのであれば、あゝ、それは世間をばかり心の中に相手として置いてゐるからだ。
— ――不真面目なわが心…… 『その一週間』 青空文庫
女ははじめにはそれを少々心の中で笑つてゐたのだが、遂にはそれを信じたらしかつた。
— 中原中也 『我が生活』 青空文庫
だが彼等の作家が居ない前から、本來子供自身の心の中に、童話が實在してゐたのである。
— 萩原朔太郎 『童話と教育について』 青空文庫
僕の心の中では固くその人物と握手をし、「私の愛する親友!
— 萩原朔太郎 『僕の孤独癖について』 青空文庫
各自の望みを追うに暇のない世人は、たまに彼の萎びた掌に一片の銅貨を落す人はあっても、おそらくはそれはただ自分の心の中の慈善箱に投げ入れるに過ぎぬであろう。
— 寺田寅彦 『凩』 青空文庫
私の心の中にはやつぱり臆病な御氣嫌買ひの蟲がゐる。
— 太宰治 『大恩は語らず』 青空文庫
あまり心の中で泣いたから、外へ涙を流すことが出來ない。
— 太宰治 『貪婪禍』 青空文庫
作例 · 標準
彼の心の中を覗くことができたら、彼があんな行動をとった本当の理由が分かるのに。
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どんなに辛い時でも、心の中には希望の灯を絶やさないように意識している。
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心の中では「そんなはずはない」と叫んでいたが、表面上はただ頷くしかなかった。
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ウィキペディア
『心の中』 は、1999年に製作された日本映画。大木裕之監督作品。
出典: 心の中 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0