物乞い
ものごい異読 モノごい
名詞動詞-サ変動詞-自動詞多音語頻度ランク #27608 · 青空 96 例
標準
beggar
文例 · 用例
不意に飛んできた礫に驚いて猫は三四間走ってから、下男を振り返って見て、物乞いするようにないた。
— 黒島伝治 『「紋」』 青空文庫
赤の他人の二人に手をつなぎ出さしたのは、始め誰かゞふと思い付きの悪戯だったそうですけれども、二人は手をつないで物乞いしてみると、人は愛嬌にして物も容易く呉れ、夫婦乞食と呼ばれて世間からやゝ暖くも待遇されるので二人の手は離し難くなったのでありました。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
夫婦乞食は藍染橋の下に住み、郭は夜明けの午前十一時頃まで寝ていて、それからのこ/\起き出し、郭へ物乞いに出かけます。
— 岡本かの子 『生々流転』 青空文庫
秘密の隠し場所へ駆け寄り、そこに物乞いでの収入が積み立ててあったので、その貨幣を手につかめるだけつかんで、外套がしっかり沈むよう、かくしに詰め込んだ。
— THE MAN WITH THE TWISTED LIP 『唇のねじれた男』 青空文庫
単に素人として試みに物乞いをして、自分の身体で取材して、それを元に記事を書いたんです。
— THE MAN WITH THE TWISTED LIP 『唇のねじれた男』 青空文庫
債権者に二週間の猶予をもらい、雇い主にも休みをもらって、変装して中心区に物乞いに時間を費やしてみたところ、ほんの一〇日でお金は集まり、借金も返せました。
— THE MAN WITH THE TWISTED LIP 『唇のねじれた男』 青空文庫
だが君も今まで物乞いで罪に問われたことくらいあるだろう。
— THE MAN WITH THE TWISTED LIP 『唇のねじれた男』 青空文庫
」 不埓にも町人は飽くまでも退屈男を、ゆすりかたりの物乞い浪人とでも見下げているのか、小判を足元に投げすてながら、四人の取り巻侍を促して逃げるように姿を消しました。
— 京へ上った退屈男 『旗本退屈男 第四話』 青空文庫
作例 · 標準
道の角に、身なりが汚れた物乞いが座っていた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
その少年は物乞いをして、日々の糧を得ていた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
物乞いに施しを与える人々が、通りを行き交っていた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash