叙爵
じょしゃく
名詞
標準
conferring a peerage
文例 · 用例
正盛は元和元年、十六歳にして、はじめて叙爵し、それより次第に立身し、寛永十七年には侍從となり、寛永十九年には下總國佐倉の城にうつり、十二萬石を領するに至れり。
— 大町桂月 『宗吾靈堂』 青空文庫
その五 有信の父旗本伊沢四世吉兵衛正久は、武鑑を検するに、元禄二年より書院番組頭、十四年新番頭、十五年より小姓組番頭、宝永四年より書院番頭を勤め、叙爵せられて播磨守と云ひ、享保十七年には寄合になつてゐた。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
六年には叙爵せられて摂津守と称し、猶同じ職にゐる。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
中川勘三郎|忠英、叙爵して飛騨守と云ふ。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
」 樸忠は用人として文政七年七月二十七日に「江戸在番」を仰附けられ、十月五日に「当暮若殿様御叙爵に付御用掛」にせられた。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
文化の末に金澤瀬兵衞と云ふものが長崎|奉行を勤めてゐたが、此人は叙爵の時|越後守となるべきを、菓子商の稱を避けて百官名を受け、大藏少輔にせられたと、大郷信齋の道聽塗説に見えてゐる。
— 森鴎外 『壽阿彌の手紙』 青空文庫
それはさて置き、当時、叙爵の儀が済んでから、控室に於て、諸士を相手の気焔の中に次のようなのがありました、「政治家の秘訣はなにもないよ、ただ誠心誠意の四字ばかりだよ――内政のことにしろ、この秘訣を知らないから、どうも杓子定規で、さっぱり妙味というものがない。
— 椰子林の巻 『大菩薩峠』 青空文庫
成程自分の父は維新の際に功勞があつたとかで早く男爵に叙せられ、其の後は世の所謂伴食大臣になつて居た爲めに、當時の内閣大臣一同の叙爵につれて子爵に昇つたのは事實である。
— 永井荷風 『新歸朝者日記』 青空文庫
作例 · 標準
王は功績を称え、彼に叙爵を授けた。
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叙爵の儀式は厳かで、国家の歴史に深く刻まれた。
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小説の中で、主人公は王からの叙爵を待っていた。
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