浅ましい
あさましい
形容詞
標準
wretched
文例 · 用例
口小言を云いながら窓をあけると、まず眼にはいったものは娘の浅ましい亡骸で、おちかは腰のぬけるほど驚いたのであった。
— 帯取りの池 『半七捕物帳』 青空文庫
かれは水死の浅ましい亡骸を品川の海に浮かべたのであった。
— 女行者 『半七捕物帳』 青空文庫
母と妹の浅ましい堕落を知りつつも思い切って言いだし得ず、言いだしても争そうことの出来なかったも当然。
— 国木田独歩 『酒中日記』 青空文庫
然しどうしてそんな浅ましい心を起したのだろう……」 自分は涙を止めることが出来ない。
— 国木田独歩 『酒中日記』 青空文庫
自分が百円持って銀行に預けに行く途中で、掏児に取られた体にして届け出よう、そう為ようと考がえた、すると嫌疑が自分にかかり、自分は拘引される、お政と助は拘引中に病死するなど又々浅ましい方に空想が移つる。
— 国木田独歩 『酒中日記』 青空文庫
不思議なことには真面目にお政のことを想う時は決してその浅ましい姿など眼に浮ばないで現われる時は何時も突然である。
— 国木田独歩 『酒中日記』 青空文庫
その上このような浅ましい姿で尊いおん眼に触れました。
— 岡本かの子 『阿難と呪術師の娘』 青空文庫
何よりも先ず、その、世に浅ましい、鬼畜のありさまを見しょう。
— 泉鏡花 『多神教』 青空文庫
作例 · 標準
浅ましいの例文
遺産を巡って親族が言い争う浅ましい光景を目の当たりにした。
Illusions AI · claude-sonnet-4-6
「そんな浅ましい真似はするな」と父に厳しく諭された。
Illusions AI · claude-sonnet-4-6