身を投じる
みをとうじる
表現動詞-一段
標準
to throw oneself (into an activity)
文例 · 用例
現実にわが身を投じると没我の表現で云っても、客観的には却ってそこで作者の主観が最もつよく爆発する場合が多いことをも知っていると思う。
— ――求められる文学について―― 『人生の共感』 青空文庫
ごく近い過去まで、婦人一般のおかれていた社会的水準を基にして見れば、階級的分別があるにしろ無いにしろ、兎に角一人の女が文学の仕事に身を投じる決心をしたその事が、既に古い社会に対して抗議の第一歩としての意味をもっていた時代があった。
— 宮本百合子 『夫婦が作家である場合』 青空文庫
自身にのしかかるそういう重荷の歴史性を、はっきり解剖し、根底から社会通念を人間が生きるに合理的な方面に導こうとする建設の道へ身を投じる者は、少数の、本当に強い心持の若者であろう。
— 宮本百合子 『花のたより』 青空文庫
さりとて、プロレタリア文学運動に身を投じることはこれらの人々の全く中流人らしい人生の見かたや、その習慣のうちに萎縮している心情の本質から望まなかった。
— 宮本百合子 『婦人と文学』 青空文庫
サーカスの一座に加入をたのむ私であつたが、私のやぶれかぶれも、共産主義に身を投じることで騒ぎ立つことはなくなつてゐた。
— 坂口安吾 『暗い青春』 青空文庫
音楽も愛すのに我を忘れうっとり身を投じるのではなく、征服的にかかって行かれた。
— 一九二五年(大正十四年) 『日記』 青空文庫
敗れた者、逃亡した者のみが戦争におもむく、脱走して兵籍に身を投じる臆病者たちだ。
— WALDEN, OR LIFE IN THE WOODS 『森の生活――ウォールデン――』 青空文庫
海峡を渡って、オランダ戦争へ身を投じる決心だったのである。
— ELIZABETH AND ESSEX 『エリザベスとエセックス』 青空文庫
作例 · 標準
彼は若くして政治の世界に身を投じ、理想の社会を目指した。
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新たな挑戦として、彼女はボランティア活動に積極的に身を投じた。
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彼はすべてを捨てて、芸術の追求に身を投じることを決めた。
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