空言
そらごと異読 くうげん・むなこと
名詞多音語
標準
falsehood
文例 · 用例
指導原理だの、何だのと声を涸らしてゐることが、みんな空言であつたと分る日が来るのである。
— 中原中也 『芸術論覚え書』 青空文庫
それからは彼等だとて全然の空言は吐かぬやうになるものだ。
— 中原中也 『芸術論覚え書』 青空文庫
而して、芸術論が屡々余りに空言に終ること多い理由は、芸術家でない人に芸術的制作を可能ならしめんとする意向を知つてか知らないでか秘めてゐることそれである。
— 中原中也 『芸術論覚え書』 青空文庫
科學を生活する――何んといふおほそれた空言を彼れは恥かしげもなくほざいたものだ。
— 有島武郎 『實驗室』 青空文庫
」空言つて笑ふばかりで飛び越さうとしない。
— 太宰治 『津軽』 青空文庫
道|真なれば 器乃ち貴し、爰ぞ須ゐん 空言を用ゐるを。
— 幸田露伴 『運命』 青空文庫
太始天元册に見えて居るといふ丹天の氣、※天の氣、蒼天の氣、素天の氣、玄天の氣などといふのは、天の四方及び中央に五色を配した空言なるが如く、何の特別意義も無きかと見ゆる。
— 幸田露伴 『努力論』 青空文庫
私達は先生の氣焔が餘に空言であつたのに、失望せずにはゐられなかつた。
— 南部修太郎 『猫又先生』 青空文庫
作例 · 標準
彼の言うことは、いつも空言ばかりで信用できない。
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そんな空言に騙されるのは、もうたくさんだ。
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真実を語らず、空言でその場を乗り切ろうとする。
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