泡影
ほうえい異読 ほうよう
名詞
標準
bubbles and shadows
文例 · 用例
ありとあらゆるものみなが夢幻泡影である。
— 岡本かの子 『阿難と呪術師の娘』 青空文庫
彼は「天保六乙未六月廿二日卒、(中略)仏諡知幼」と云ひ、此は「天保乙未七月朔生、二日卒、仏諡泡影」と云つてある。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
泡影の死が京水自筆の巻物の最後の記載である。
— 森鴎外 『伊沢蘭軒』 青空文庫
六尺余りに肥大せる腹を抱えて、全身は枯痩し、宛然草紙にある餓鬼の姿よりなき幹枝を見れば、ありし日の俤何処ぞやと嘆ずるのほかなく、転変の鉄鎖の冷たさは、夢幻まさに泡影の如しというべし。
— 小栗虫太郎 『失楽園殺人事件』 青空文庫
天才も独創も、ウルム湖の水に消え、泡影無常というべき、気の毒な終末になった。
— 久生十蘭 『泡沫の記』 青空文庫
作例 · 標準
人生は泡影のごとく儚いものだと、老僧は静かに語った。
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彼の栄華も、今となっては泡影にすぎない。
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青春の思い出は、美しい泡影のように心に残る。
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