あどけない
あどけない
形容詞
標準
innocent
文例 · 用例
(未だ書かぬ自分の作品の計畫を語る場合に於いては、作者はたいていこのやうにあどけない法螺を吹くものである。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
お蘭の針仕事をしている傍に膝をゆるめて坐って、あどけないことを訊ねたり単純な遊びごとをしたりした。
— 岡本かの子 『みちのく』 青空文庫
あどけない、無邪気な、そして情の深い作です。
— ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 『家常茶飯』 青空文庫
やかましい税関をくゞり抜けて、禁制品を持ちこむのは、荒くれた男よりも、女の方が、――殊にまだどこかあどけない娘の方が、はるかにやりよかった。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
」 彼女は、あどけない顔をしていた。
— 黒島傳治 『土鼠と落盤』 青空文庫
」醤油屋の坊っちゃんは、あどけない声で奥さんにこんなことを云いながら、村へ通じている県道を一番先に歩いた。
— 黒島傳治 『電報』 青空文庫
」 といいかけて、あどけない声で幽に笑った。
— 泉鏡花 『木精(三尺角拾遺)』 青空文庫
もちろん少女のことなので、いふ言葉はあどけない。
— 岡本かの子 『狂童女の戀』 青空文庫
作例 · 標準
子供のあどけない寝顔を見ていると、心が和む。
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彼の質問はあまりにもあどけなくて、皆が思わず笑ってしまった。
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彼女のあどけない笑顔に、周囲の緊張もいつの間にかほぐれていく。
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「これはどういう意味?」と、あどけない声で尋ねる子供に、丁寧に答えた。
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