下瞰
かかん
名詞動詞-サ変頻度ランク #44124 · 青空 0 例
標準
looking down on
文例 · 用例
やがて眼界|頓に開けた所へ出れば、重畳せる群山波浪のごとく起伏して、下瞰すれば鬼怒の清流真っ白く、新しき褌のごとく山裾を迂ぐっている。
— 井沢衣水 『本州横断 痛快徒歩旅行』 青空文庫
然し下瞰京師のことに就ては、「将門はもと検非違使佐たらんことを求めて得ず、憤を懐いて郷に帰り、遂に禍を首むるのみ、後に興世を得て始めて僣称す。
— 幸田露伴 『平将門』 青空文庫
高い坂の上から狹い街路を下瞰して居ると、今しも坂を下つた御輿が屋根と屋根との間に現はれた所である。
— 木下杢太郎 『海郷風物記』 青空文庫
読者よ、今|暫らく詩人が空想の霊台に来りて彼が心に負へる無象の白翼を借り、高く吾人の民族的理想の頂上より一円の地球を下瞰せずや。
— 石川啄木 『閑天地』 青空文庫
かつては皇城を下瞰するというので一部の愛国者を憤激さしたニコライの高い塔も焼けて、頂上がなくなっていた。
— 田中貢太郎 『死体の匂い』 青空文庫
ある日姫と我等とは、荒れたる神巫寺の傍に立ちて雲霧の如く漲り下る二條の大瀑を下瞰したり。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
その昔平將門が此處に登つて京都を下瞰しながら例の大野望を懷いたと稱せらるる處で、まことに四空蒼茫、丹波路から江州その他へ延びて行つた山脈が限りもなく曇つた空の下に浪を打つて續いて居る。
— 若山牧水 『比叡山』 青空文庫
禿頭に産毛が生えた様な此旧城の変方などは、自分がモ少し文学的な男であると、『噫、汝|不来方の城よ※ 汝は今これ、漸くに覚醒し来れる盛岡三万の市民を下瞰しつつ、……文明の儀表なり。
— 石川啄木 『葬列』 青空文庫
作例 · 標準
ヘリコプターから市街を下瞰すると、ミニチュアの世界のようだ。
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頂上から眼下に広がる絶景を下瞰し、思わず息を呑んだ。
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彼は傲慢な態度で、いつも他人を下瞰している。
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