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見台

けんだい
名詞
1
標準
bookrest
文例 · 用例
元来其頃は非常に何かが厳重で、何でも復習を了らないうちは一寸も遊ばせないという家の掟でしたから、毎日々々朝暗いうちに起きて、蝋燭を小さな本箱兼見台といったような箱の上に立てて、大声を揚げて復読をして仕舞いました。
幸田露伴 少年時代 青空文庫
見台の横に番傘をしばりつけ、それで雪を避けている筈だが、黒いマントはしかし真っ白で、眉毛まで情なく濡れ下っていた。
織田作之助 雪の夜 青空文庫
「はあ、そんなら」 と、もう断り切れず、ちょっと待って下さい、いま店を畳みますからと、こそこそと見台を畳んで、小脇にかかえ、「お待ッ遠さん」 そして、「珈琲ならどこがよろしおまっしゃろ。
織田作之助 雪の夜 青空文庫
生徒らは先生の方を向いて列んで坐り、一人一人の前には見台が置いてある。
新美南吉 良寛物語 手毬と鉢の子 青空文庫
流し読みの効かないテキストは、参考図書の参照機能を組み込んだ機械仕掛けの書見台の上で読むようになり、読んだ上で書くという連続的な作業が、一貫して画面上で進められるようになると考えました。
富田倫生 本の未来 青空文庫
日常的に修道士たちが参照するものには、最良の版が選ばれて書見台に置かれ、紛失を恐れて鎖で台に繋がれました。
富田倫生 本の未来 青空文庫
それは昔どこやらで旧俳優のした世話物を見た中に、色若衆のような役をしている役者が、「どれ、書見をいたそうか」と云って、見台を引き寄せた事であった。
森鴎外 百物語 青空文庫
見台の端の建札に小さく、次のような人を喰った文字が書かれてあるのでした。
京へ上った退屈男 旗本退屈男 第四話 青空文庫
作例 · 標準
講義中、彼は分厚い専門書を見台に置いて読んでいた。
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この見台は角度調節が可能で、読書が快適になる。
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茶道のお稽古では、巻物を見台に広げて学ぶ。
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ウィキペディア

見台(けんだい)は、書物を読んだり見たりするために用いる台。書見台。また邦楽など日本の伝統芸能において、台本や譜面を見るために使用する台。現在では、書物をおくものを書見台、邦楽で使用するものを見台と呼び分けている場合が多い。また仏具の一種。

出典: 見台 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0