仏具
ぶつぐ異読 ぶぐ
名詞頻度ランク #44955 · 青空 104 例
標準
Buddhist ritual implements (esp. altar fittings)
文例 · 用例
笈埃随筆では「この地は神跡だから仏具を忌むので、それで鉦や鈴は響かぬ」という説に対し、そんなばかな事はないと抗弁し「それならば念仏や題目を唱えても反響しないはずだのに、反響するではないか」などという議論があり、結局|五行説か何かへ持って行って無理に故事つけているところがおもしろい。
— 寺田寅彦 『化け物の進化』 青空文庫
姉はこの頃仏いぢりにかまけて居るのであの時も真鍮の仏具を磨いて居た。
— 有島武郎 『お末の死』 青空文庫
しかし、それさえ像法時代といって、人々を眼で見ることから、崇高な感じを起させ、道に入れなければならない時代になって来ると立派な寺院を造り、立派な仏具を用いて説法の助けにしました。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
三人はそれから本堂にのぼると、狭いながらも正面には型のごとくに須弥壇が設けられて、ひと通りの仏具は整っていた。
— 十五夜御用心 『半七捕物帳』 青空文庫
少々お邪魔をいたします」 こう云って、半七は仏前の香炉、花瓶、そのほかの仏具を一々|検めたが、やがて小声で松吉に云った。
— 十五夜御用心 『半七捕物帳』 青空文庫
埃だらけの仏具に新らしい指のあとが残っている。
— 十五夜御用心 『半七捕物帳』 青空文庫
仏壇は大きい立派なもので、点された蝋燭の光に、よく磨かれた仏具や仏像が金色にぴかぴかと煌いていた。
— 新美南吉 『最後の胡弓弾き』 青空文庫
音も、形も馴染のものだが、仏具だから、俗家の小県は幼いいたずら時にもまだ持って見たことがない。
— 泉鏡花 『燈明之巻』 青空文庫
ウィキペディア
仏具(ぶつぐ)は、仏教の儀式で使用される日用品とは異なる特殊な道具、あるいは僧侶などの聖職者が使用する装飾品の事である。法具、法器とも言う。
出典: 仏具 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0