洛北
らくほく
名詞
標準
north of the capital
文例 · 用例
乘つて行つた先は洛北の地で、あの額田女王の古歌にある紫野のあととはこゝかとも想像して見たが、そのことはよく分らない。
— 島崎藤村 『桃の雫』 青空文庫
洛北の郊外も今は激しく移り變りつゝある。
— 島崎藤村 『桃の雫』 青空文庫
その時分は九月の入学であったが、七月の初め、私は帰省の途次、速水先生の紹介状を持って洛北田中村に西田先生を訪ねた。
— 三木清 『西田先生のことども』 青空文庫
洛北の渓谷を歩き廻って、山村の宿に泊まったこともあります。
— 上村松園 『明治懐顧』 青空文庫
二月四日正月念七日、欲見青龍老師、訪洛北栖賢禪寺、僧院闃不見人影、不遇而歸、至後日始知、當時老師獨坐於深院、仍有此作、寺在上高野水車町、溪聲頗壯、到處見水車孤僧を訪ね霜を踏んで行けば、空院沈沈草横はる。
— 河上肇 『閉戸閑詠』 青空文庫
二月十一日二月二十日訪洛北遂志軒、清談半日、至黄昏辭去、連日微雪未已、歸途口占閑客間尋遂志軒 閑客間に尋ぬ遂志軒、黄塵不到似孤村 黄塵到らず孤村に似たり。
— 河上肇 『閉戸閑詠』 青空文庫
二月二十三日洛北法然院十韻聞説千年昔 聞くならく千年の昔、法然此開基 法然ここに基を開くと。
— 河上肇 『閉戸閑詠』 青空文庫
四月十四日訪洛北栖賢禪寺、寺者係青龍老師之創建、雖師平生言私淑良寛上人、堂宇宏壯、不似五合庵遠、因呈一絶堂廡輪奐寺門新 堂廡輪奐、寺門新たなり、師曰求貧不得貧 師曰く貧を求めて貧を得ずと。
— 河上肇 『閉戸閑詠』 青空文庫
作例 · 標準
新緑の季節に洛北の古刹を巡り、都会の喧騒を離れて静かに心を洗い流した。
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冬の洛北は京都市街地よりも底冷えが厳しく、朝起きると一面銀世界だった。
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静寂に包まれた洛北の山荘で、週末は誰にも邪魔されずに読書に耽ることにしている。
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標準
northern part of Kyoto
作例 · 標準
京都観光の穴場スポットとして、洛北の比叡山麓に広がる自然豊かな道を散策する。
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洛北の住宅街は落ち着いた気品ある雰囲気で、古くからの由緒ある家系も多い。
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伝統的な京野菜の産地として知られる洛北の農家を訪ね、収穫の手伝いをさせてもらった。
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ウィキペディア曖昧さ回避
洛北(らくほく) 京都市市街地北部。平安京東部(左京)を中国の洛陽に例えたことから。詳細は京都市#地域参照。 京都府立洛北高等学校・附属中学校の略称。 京都市立洛北中学校の略称。「洛中」とも略称される。
出典: 洛北 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0