幻辞.com

蕉風

しょうふう
名詞
1
標準
correct style in a haiku (like Basho's)
文例 · 用例
かつどこかスタイルがちがっており、句の心境にも芭蕉風の静寂な主観が隠見している。
萩原朔太郎 郷愁の詩人 与謝蕪村 青空文庫
芭蕉翁の行脚は、私たち俗人から見れば、ほとんど蕉風宣伝のための地方御出張ではあるまいかと疑ひたくなるほど、旅の行く先々に於いて句会をひらき蕉風地方支部をこしらへて歩いてゐる。
太宰治 津軽 青空文庫
朝とく目さむれば裏の藪に鳴く鶯の一聲二聲もうれしく、鶯やおもて通りは馬の鈴鶯や左の耳は馬の鈴 いづれかよからん蕉風檀林のけぢめにやなど思ふも僭上の沙汰なるべし。
正岡子規 鎌倉一見の記 青空文庫
一、俳句に貞徳風あり、檀林風あり、芭蕉風あり、其角風あり、美濃風あり、伊丹風あり、蕪村風あり、暁台風あり、一茶風あり、乙二風あり、蒼※風あり、しかれどもこれ歴史上の結果なり。
正岡子規 俳諧大要 青空文庫
一、世上蕉風を信ずる者多し、我れことさらに奇を好んで檀林を奉ぜんと。
正岡子規 俳諧大要 青空文庫
かたはら柳生の剣法に達し、又画流を土佐派に酌み、俳体を蕉風に受けて別に一風格を成す。
夢野久作 ドグラ・マグラ 青空文庫
」 芭蕉の説に従へば、蕉風の集を著はすのは名聞を求めぬことであり、芭蕉の集を著はすのは名聞を求めることである。
芥川龍之介 芭蕉雑記 青空文庫
十二 詩人 蕉風の付け合に関する議論は樋口|功氏の「芭蕉研究」に頗る明快に述べられてゐる。
芥川龍之介 芭蕉雑記 青空文庫
作例 · 標準
彼は松尾芭蕉が確立した蕉風の俳諧を学ぶため、奥の細道の足跡を辿る旅に出た。
Illusions AI · gemini-3-flash-preview
蕉風の真髄は「不易流行」、すなわち変わらない本質と変化し続ける流行を併せ持つことにある。
Illusions AI · gemini-3-flash-preview
その句会では、虚飾を排して静寂な美を追求した蕉風の作風が最も高く評価された。
Illusions AI · gemini-3-flash-preview