銀坑
ぎんこう
名詞
標準
silver mine
文例 · 用例
こいつは一足遅かった」 拍子抜けして、孟獲はひとまず本陣へ引っかえしたが、帰って見ると、弟の孟優という者が、兄孟獲の苦戦を聞いてはるか南方の銀坑山から新手二万をひきつれて、留守のうちに加勢に来ていた。
— 出師の巻 『三国志』 青空文庫
そしてなお、いうには、「兄孟獲も、いちど銀坑山の宮殿へ帰り、多くの財宝を牛馬に積み、天子へのご献上を仰ぐため、やがて日を経てこれへ降参にまいる予定でございます」 ――始終を聞き取ってから孔明ははじめて彼に親しみを見せた。
— 出師の巻 『三国志』 青空文庫
おれの都は先祖以来|銀坑山(雲南省)にあって三江の要害と重関をめぐらしている。
— 出師の巻 『三国志』 青空文庫
そして、蛮都の地名を銀坑洞とよび、沃野広く三江の交叉地に位置しているという。
— 出師の巻 『三国志』 青空文庫
それと当年の蛮都を写している原書三国志の記述を見ても―― コノ地銀坑山ト曰ウハ、瀘水、甘南水、西城水ノ三江|繞リ、地|平ラカニシテ北千里ガ間ハ万物ヲ多ク産シ、東三百里ニシテ塩井アリ、南三百里ニシテ梁都洞アリ、南方ハ高山ニシテ夥シク白銀ヲ産ス。
— 出師の巻 『三国志』 青空文庫
故ニ都ヲ銀坑洞ト称シ、南蛮王ノ巣トシ、宮殿楼閣|悉ク銀映|緑彩、人ハミナ羅衣ニシテ烈朱臙脂濃紫黄藍を翻シ、又好ンデ、橄欖ノ実ヲ噛ミ、酒壺常ニ麦醸果酵ヲ蓄ウ。
— 出師の巻 『三国志』 青空文庫
銀坑山の蛮宮の前衛地として、三江の要地に、三江城がある。
— 出師の巻 『三国志』 青空文庫
多くは銀坑山方面へ逃げ、或いは水門を開いて江上へ溢れだすのもあった。
— 出師の巻 『三国志』 青空文庫