幻辞.com

応接室

おうせつしつ
名詞
1
標準
drawing room
文例 · 用例
二人が一緒に応接室の椅子にこしかけたとき、署長さんの黄金いろの眼は、どこかずうっと遠くの方を見ていました。
宮沢賢治 毒もみのすきな署長さん 青空文庫
兄がなくなったのは、私が大学へはいったとしの初夏でありましたが、そのとしのお正月には、応接室の床の間に自筆の掛軸を飾りました。
太宰治 兄たち 青空文庫
アンタがたみたいな立派な若い人が十何人も、お国のためとはいいながら、今から半年も経たないうちに粉ミジンになってこの地上から消えてしまうなんて……あたしシンから惜しい気がするわ」 新張家の豪華を極めた応接室の中央と四隅のシャンデリアには、数知れない切子球に屈折された、蒼白な電光が煌々と輝き満ちている。
夢野久作 女坑主 青空文庫
」 わたくしは応接室に通されました。
宮沢賢治 ポラーノの広場 青空文庫
誰何せる門衛に、我は小坪の某なり、約束の時計を得たれば、あえて主公に呈らせんと来意を告げ、応接室に入るに際して、執事は大助を見て三郎に向い、「時計を御拾得の方は貴下ですな。
泉鏡花 金時計 青空文庫
応接室へは、用事のある客の外は、一切他人を入れませんのが、当家の家風でございます。
泉鏡花 金時計 青空文庫
応接室にては三郎へいげんと卓子を隔てて相対し、談判今や正に闌なり。
泉鏡花 金時計 青空文庫
」 顔色土のごとく恐怖せる洋妾を励まして、直ちに齎らしめたる金貨百円を、三郎の前に差出せば、三郎は員を検してこれを納め、時計を返附して応接室を立出で、待構えたる従者を呼べば、声に応じて大助猛然と顕れたり。
泉鏡花 金時計 青空文庫
作例 · 標準
例句
2
標準
reception office
作例 · 標準
例句