終幕
しゅうまく
名詞頻度ランク #40509 · 青空 44 例
標準
end
文例 · 用例
それからもう一つには、この年に相踵いで起った色々の災害レビューの終幕における花形として出現したために、その「災害価値」が一層高められたようである。
— 寺田寅彦 『颱風雑俎』 青空文庫
音楽浴の終幕だった。
— 海野十三 『十八時の音楽浴』 青空文庫
自分のタキシイドの胸板の白さが広い部屋の中でいやに生き生きと嵩ばって見え、早く終幕も一度にしてしまってほしいと思いながら、彼は欠伸が一つ出るとまたすぐ次ぎに続けて出た。
— 横光利一 『旅愁』 青空文庫
終幕前の休みにはもうホールの観衆は全く興奮していた。
— 横光利一 『旅愁』 青空文庫
その日の夕刊を見た人々は皆、当然の休場を予想していたらしく、毎日の定収入になっている御定連の入りすらも半分以下で、最終幕の前に「当劇場主轟九蔵氏急死に就き勝手ながら整理のため向う一箇月間休場いたします」の立看板を舞台中央の幕前に出した時には、無礼にも拍手した奴が居た。
— 夢野久作 『二重心臓』 青空文庫
法水の驚嘆すべき解析によって、黒死館殺人事件は、ついに絶望視されていた終幕に入ったのではあるまいか。
— 小栗虫太郎 『黒死館殺人事件』 青空文庫
「サア熊城君、終幕の緞帳を上げてくれ給え。
— 小栗虫太郎 『黒死館殺人事件』 青空文庫
何を苦しんで、終幕に近づく程、魚宗や、赤垣の性根を、出して来なければならなかつたのであらう。
— 折口信夫 『雑感』 青空文庫
作例 · 標準
劇は感動的な終幕を迎え、観客はスタンディングオベーションを送った。
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この長編小説も、いよいよクライマックスを迎え、感動の終幕へと向かう。
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彼の人生という舞台も、静かな終幕を迎えようとしていた。
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