怪談話
かいだんばなし
名詞
標準
ghost story
文例 · 用例
秀|様実はね、大木戸の御前が例の串戯に妖怪談話をお始めなすって、もとこの邸は旗本の居た所で、癇癪持の殿様がお妾を殺したっさ、久しいものだがその妄念が残っていて、今でも廊下へ幽霊が出ると謂って、婦人方を恐怖がらせた奴よ。
— 泉鏡花 『貧民倶楽部』 青空文庫
その怪談話してみい!
— 佐々木味津三 『十万石の怪談』 青空文庫
あの怪談話したゆえの崇りに相違ないぞ!
— 佐々木味津三 『十万石の怪談』 青空文庫
その中でも、蝋燭屋一蝶という仕掛け怪談話が非常にうけた。
— 長谷川時雨 『牢屋の原』 青空文庫
処が私は至って不弁で、ネト/\話を致す所から、怪談話がよかろうと云う社中のお思い付でございます。
— 三遊亭圓朝 『真景累ヶ淵』 青空文庫
三十七 引続きまして真景累が淵と外題を附しまして怪談話でございます。
— 三遊亭圓朝 『真景累ヶ淵』 青空文庫
三つ目小僧か、傘のお化けとか、たいがい怪談話には筋も眷族もあるものだ」 平次と八五郎の話は途方もなく発展して行きます。
— 笛吹兵二郎 『銭形平次捕物控』 青空文庫
どうしてフュースリー(*1)のような画家たちが本物の身震いを起こさせるのに、安っぽい怪談話の表紙が笑いを誘うだけなのか、君に言う必要はないよな。
— H. P. ラヴクラフト H.P.Lovecraft 『ピックマンのモデル』 青空文庫