根元
ねもと
名詞頻度ランク #15452 · 青空 880 例
標準
base (of a plant, tree, pillar, etc.)
文例 · 用例
彼女の真正面あたりに、土塀に近く植つてゐる古い大きい柿の樹の根元には、蟻達が忙しさうに働いてゐる。
— 中原中也 『良子』 青空文庫
「ハータ、ターコ、コーマ、ハート……」そこまで読むと彼女は、ほんの今まで見てゐた、群から一寸外れて歩いてゐた蟻は、もうどのへんに行つただらうと思ひながら柿の樹の根元を見る。
— 中原中也 『良子』 青空文庫
この人はジューリングと一緒に気球で成層圏の根元に近づき一時失神しながらも無事に着陸したという経験をもっていて、搭乗気球としての最高のレコードの保持者であった。
— 寺田寅彦 『ベルリン大学(1909-1910)』 青空文庫
この傾斜を上り切って、ひょいと顔を出すと、槍ヶ岳の大身の槍尖が、すいと穂を立てている、そうして白い雪が、涎懸けのように半月形をして、その根元の頸を巻いている。
— 小島烏水 『槍ヶ岳第三回登山』 青空文庫
この御手洗の屋根の四本の柱の根元を見ると、土台のコンクリートから鉄金棒が突き出ていて、それが木の根の柱の中軸に掘込んだ穴にはまるようになっており、柱の根元を横に穿った穴にボルトを差込むとそれが土台の金具を貫通して、それで柱の浮上がるのを止めるという仕掛になっていたものらしい。
— 寺田寅彦 『静岡地震被害見学記』 青空文庫
精養軒のボーイ達が大きな桜の根元に寄集まっていた。
— 寺田寅彦 『震災日記より』 青空文庫
これらの場合にはそのしびれた脚や腕の根元に近いところに着物のひだで圧迫された痕跡が赤く印銘されているのでそこを引っかき摩擦すればしびれはすぐに消散するのである。
— 寺田寅彦 『猫の穴掘り』 青空文庫
(明治四十一年九月十二日『東京朝日新聞』) 二 一葉『淮南子』には一葉落而知天下秋とあるが、植物学者に聞いてみると、木の葉が夏過ぎて落ち散るのは葉柄の根元の処にコルク質の薄い層が出来てそこだけ脆くなるから少しの風にでも誘われて天下の秋を示すものだそうだ。
— 寺田寅彦 『歳時記新註』 青空文庫
作例 · 標準
大きな木の根元には、小さな花がひっそりと咲いていた。
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柱の根元が腐食しているのを見つけ、修繕が必要だと判断した。
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富士山の根元には、美しい自然が広がっている。
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標準
root (e.g. of a problem)
作例 · 標準
この問題の根元は、コミュニケーション不足にある。
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貧困の根元を断ち切るためには、教育の機会均等が必要だ。
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システムの不具合の根元を特定するため、詳細な調査が行われた。
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