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競ふ

きおう
動詞-四段-ハ行-古典動詞-自動詞
1
標準
to compete
文例 · 用例
驕奢を石崇と相競ふ
泉鏡太郎 唐模樣 青空文庫
末俗 工を競ふ 繁縟の体、千秋の精意 誰と与に論ぜん。
幸田露伴 運命 青空文庫
険を冒し奇を競ふ世の中には、利益と名誉とを修むるの途甚だ多し、而して尤も利益あり、尤も成功ありと見ゆるものは人を害し人を傷ふ的の物品の製造なり。
北村透谷 主のつとめ 青空文庫
頃くして席は遊藝を競ふところとなり、ポツジヨは得意の舟歌(バルカルオラ)を歌へり。
IMPROVISATOREN 即興詩人 青空文庫
……ト此の奇異なる珍客を迎ふるか、不可思議の獲ものに競ふか、静なる池の面に、眠れる魚の如く縦横に横はつた、樹の枝々の影は、尾鰭を跳ねて、幾千ともなく、一時に皆|揺動いた。
泉鏡花 伯爵の釵 青空文庫
競ふた花は美しさと、その貴い香水のにほひとを合せて、春の女神への捧げ物として居りました。
牧野信一 駒鳥の胸 青空文庫
出ぶれをして置けば、迎への馬車がK駅迄は仕立てられてゐたのに――と思ひながら、秋草の咲き競ふてゐる河原堤を溯つた。
牧野信一 ピエル・フオン訪問記 青空文庫
既に如此くなれば、怪は愈よ怪に、或は夢中に見たりし踪の猶着々活現し来りて、飽くまで我を脅さざれば休まざらんと為るにあらずや、と彼は胸安からずも足に信せて、かの巌の頭上に聳ゆる辺に到れば、谿急に激折して、水これが為に鼓怒し、咆哮し、噴薄|激盪して、奔馬の乱れ競ふが如し。
尾崎紅葉 金色夜叉 青空文庫
作例 · 標準
「いざ、勝負せん!」。二人の武芸者が、夕暮れの河原で秘めたる技を競ふ
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春の柔らかな日差しの中で、百花がその美しさを競ふ様子は実に見事な眺めである。
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村の若者たちが力自慢をして、重き石を担ぎ競ふさまを村人たちがはやし立てる。
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をとめらが鮮やかな振袖を纏い、誰が最も美しいかと競ふ姿はいとをかし。
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