シンボリズム
シンボリズム
名詞
標準
symbolism (19th-century artistic movement)
文例 · 用例
なお「きのふの空の有りどころ」という如き語法が、全く近代西洋の詩と共通するシンボリズムの技巧であって、過去の日本文学に例のない異色のものであることに注意せよ。
— 萩原朔太郎 『郷愁の詩人 与謝蕪村』 青空文庫
けれども彼等は、既に象徴派を経てシンボリズムの洗礼を受けている故に、古典詩学の同じ形式には、再度帰ることを欲していない。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
土牛はシンボリズムを解さない彼はそのかはりに単純化といふ抽象的方法を知つてゐる。
— 美術論・画論 『小熊秀雄全集−19−』 青空文庫
二 ゾラが破産したナチュラリズムの境を頑固に守って、そして最後は憐れな浅薄なシンボリズムに堕ちて行つたのに比べると Huys Mans が中世紀の芸術といふところから神秘主義に入つて行つたのは、大変に面白いと思ふ。
— 田山録弥 『J. K. Huys Mans の小説』 青空文庫
ナチユラリズム、ミスチシズム、シンボリズム、皆そこから泉を発してゐる。
— 田山録弥 『J. K. Huys Mans の小説』 青空文庫
フロオベルのシンボリズムとゾラのナチユラリズムとを合せて、そしてその上にいくらか Flander の血を混ぜたやうなところが Huys Mans の芸術である。
— 田山録弥 『J. K. Huys Mans の小説』 青空文庫
文学の方で最近の傾向はシンボリズムとか、ミスチシズムとか云うのだが、イズムの中に彷徨いてる間や未だ駄目だね。
— 二葉亭四迷 『私は懐疑派だ』 青空文庫
ガルシンの「赤い花」が西欧の読者の胸をうったのは、そのシンボリズムが何を語っていたからであったろう。
— 宮本百合子 『政治と作家の現実』 青空文庫
作例 · 標準
彼の作品には、死や夢をモチーフにしたシンボリズムの要素が強く見られる。
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音楽におけるシンボリズムは、感情や思想を音で表現しようとした。
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19世紀末、フランスを中心に詩や絵画でシンボリズム運動が隆盛を極めた。
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