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白描

はくびょう
名詞
1
標準
plain sketch
文例 · 用例
文人としての二葉亭の位置の如何なるやは暫らく世間の判断に任すとしても明治の文壇に類の少ない飛離れた人物であったはこの白描のデッサンを見てもおおよそ推測られよう。
内田魯庵 二葉亭四迷の一生 青空文庫
四条御幸町の角に吉勘と言って錦絵の木版画や白描を売っている店がありましたが、使い走りをした時などここで絵を買うて貰うのが一番好きなお駄賃でした。
上村松園 今日になるまで 青空文庫
それで同じ町内に吉野屋勘兵衛――通称よしかんという絵草紙屋がありましたので、私は母にねだって江戸絵や押絵に使う白描を買ってもらい、江戸絵を真似てかいたり、白描に色をつけては悦んでいました。
――幼ものがたり―― あのころ 青空文庫
僕として、日本画をかくとしたら白描か、黒白を主としたものに少し色をつけるものをやってみたい。
それを持つ特殊の個性によって生かさるべし 想像と装飾の美 青空文庫
」 海岸に網が干してあって、その上から帆のかからぬ柱が二三本見えるだけの、簡単な、直線の部分ばかりで構成された白描風の屏風絵だった。
横光利一 旅愁 青空文庫
日本画における没骨体という進歩した技法から逆に、いわゆる、白描の域へまで立ち帰ろうとしたのである。
小出楢重 油絵新技法 青空文庫
又、藝術の方では、六朝・唐代までは壁畫が盛に行はれ、主として彩色を主としたが、盛唐の頃から白描水墨の新派が盛んになつたけれども、唐代を通じては新派が舊派を壓倒する譯には行かなかつた。
内藤湖南 概括的唐宋時代觀 青空文庫
)それと、今ぼくがこの書きものするには丁度よいことには、その「ばけものづくし」を見た、その一つ前に見た岸田の日本画が、これはまた、初期に属する作品の、猫を描いた白描で、辛酉晩春劉生写と署名がある。
木村荘八 岸田劉生の日本画 青空文庫
作例 · 標準
水墨画の入門として、白描の練習から始めた。
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このイラストは、繊細な線だけで構成された白描画だ。
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白描の技術は、絵画の基本として非常に重要だ。
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