首巻き
くびまき
名詞
標準
scarf
文例 · 用例
子供達は帽子もかぶらなければ、首巻きもせず、外套も着て出なかった。
— 梶井基次郎 『不幸』 青空文庫
赤い首巻きを締めるように、肥満した男の太い呼吸がばったりやむと、人口的な都会の性格が夥しく牀にふれた。
— 吉行エイスケ 『女百貨店』 青空文庫
羽根がむらさきのような黒でお腹が白で、のどの所に赤い首巻きをしておとう様のおめしになる燕尾服の後部みたような、尾のある雀よりよほど大きな鳥が目まぐるしいほど活発に飛び回っています。
— 有島武郎 『燕と王子』 青空文庫
」 その夜は肌を刺すような寒さで、我々はアルスターを着込み、首巻きでのどをくるんだ。
— THE ADVENTURE OF THE BLUE CARBUNCLE 『蒼炎石』 青空文庫
レストレードがうまく手を首巻きの中に入れ、首を軽く締めてようやく、抵抗しても無駄だということが男にもわかったようだった。
— A STUDY IN SCARLET 『緋のエチュード』 青空文庫
とはいえストレーカ自身も襲撃者によほど激しく抵抗したと見え、右の手には柄元まで血まみれの小型ナイフを握り、左の手には赤と黒の絹製首巻きをつかんでいて、その首巻きは女中の証言によれば、前夜に厩舎へ来た不審者のつけていたものだとか。
— SILVER BLAZE 『シルヴァブレイズ』 青空文庫
昏睡から覚めたハンタも、その首巻きの持ち主について同意見だった。
— SILVER BLAZE 『シルヴァブレイズ』 青空文庫
そこで首巻きを突きつけられると、さっと青ざめたが、それが被害者の手にあったわけもまるで釈明できない。
— SILVER BLAZE 『シルヴァブレイズ』 青空文庫
作例 · 標準
雪が降り始めたので、厚手のウールの首巻きを口元まで深く巻いて家を出た。
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祖母が編んでくれた手作りの首巻きは、どんなに高級なブランド品よりも温かい。
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旅行のパッキングで、かさばる首巻きを圧縮袋に入れてコンパクトにまとめた。
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